日本財団 図書館


4. 転出者の現住地

 

市川市から転出していった者の現在の居住地をみると、千葉県内が49.8%と、ほぼ半数を占める。他には東京都区部が17.1%、埼玉・神奈川両県合わせて12.4%で、この3地域で転出者の8割に達している。(表4-4)

 

表4-4 転出者の現住地

 

064-1.gif

 

5. 移動流の方向

 

市川市への転入、市川市からの転出の両者から、市川市をめぐる居住移動の潮流をみると、転入者の実数では計308人中、90人が東京都区部、12人が東京都市町村部から、同様に89人が千葉県内から、埼玉・神奈川両県から32人が市川市に転入し、逆に転出では計502人中、250人が千葉県内へ、86名が東京都区部、12人が東京都市町村部へ、埼玉・神奈川両県へ合わせて62名が転出している。

転入と転出を合計すると、延べ移動数は810人で、これを地域的にみると、千葉県内とは339人、都区部とは176人、埼玉・神奈川両県とは94人が転入・転出の行き来をしている。

転入と転出を差し引きして、純移動数をみると、転出の方が194人上回る。地域的にみると、千葉県内との行き来は161人転出超である。都区部との行き来は4人の転入超、埼玉・神奈川両県では30人の転出超である。

 

6. 随伴移動者

 

一緒に転居した人(複数回答)をみると、「配偶者」が41.1%で最も多く、「子」が28.6%で続いている。本人のみで転居した者は37.6%であった。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION