日本財団 図書館


転入、転出、市内転居を比較して、転居前・後で世帯主が変化しない割合が最も高いのは、市内転居で、ついで転入、転出の順となる。

同様に転居前・後で世帯主が本人から子へ移る割合が最も高いのは、転入で、ついで転出、市内転居の順となる。

従って、移動前・後で世帯主に変化がない割合は、市内転居で約8割。転入、転出で約7割を占める。世帯主が変化する場合は、「本人から子へ」の変化であり、転入で約2割。転出で約1割を占める。市内転居では割合は小さい。

 

4. 家族規模の変化

 

移動前と移動後とで、家族の規模が拡大、もしくは縮小したか、または変化がなかったかをみると、転入者では、「拡大」が9.1%、「縮小」カウ7.9%、「変化なし」が52.3%で、前期転入者では「拡大」9.0%、「縮小」25.1%、「変化なし」が58.1%で、後期転入者では「拡大」9.0%、「縮小」31.2%、「変化なし」が45.4%と、拡大した割合は変わらないが、縮小する割合は、後期転入者で高い。「変化なし」の割合は後期高齢者で低い。

転出者では、「拡大」が12.9%、「縮小」が22.7%、「変化なし」が53.2%で、前期転出者では「拡大」8.0%、「縮小」17.8%、「変化なし」が66.7%で、後期転出者では「拡大」19.0%、「縮小」28.8%、「変化なし」が36.7%と、拡大、縮小する割合は、後期転出者で高い。「変化なし」の割合は後期高齢者で低い。

市内転居者では、「拡大」が10.2%、「縮小」が16.4%、「変化なし」が64.0%で、前期市内転居者では「拡大」8.8%、「縮小」15.7%、「変化なし」が66.2%で、後期市内転居者では「拡大」12.3%、「縮小」17.4%、「変化なし」が70.6%と、縮小した割合は変わらないが、拡大する割合は、後期市内転居者で高い。「変化なし」の割合は後期高齢者で低い。

男女、年齢別では、転入者の男性の前期高齢者では「拡大」が3.6%、「縮小」が30。4%、「変化なし」64.3%。転入者の男性の後期高齢者では「拡大」が5.4%、「縮小」が32.4%、「変化なし」48.6%。転入者の女性の前期高齢者では「拡大」が11.7%、「縮小」が22.5%、「変化なし」55.0%。転入者の女性の後期高齢者では「拡大」が10.6%、「縮小」が30.8%、「変化なし」44.2%。転出者の男性の前期高齢者では「拡大」が7.3%、「縮小」が17.1%、「変化なし」71.5%。転出者の男性の後期高齢者では「拡大」が15.5%、「縮小」が25.9%、「変化なし」50.0%。転出者の女性の前期高齢者では「拡大」が8.5%、「縮小」が18.3%、「変化なし」62.7%。転出者の女性の後期高齢者では「拡大」が20.2%、「縮小」が29.8%、「変化なし」32.1%。市内転居者の男性の前期高齢者では「拡大」が9.0%、「縮小」が13.5%、

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION