転出の男性の前期高齢者では有配偶が79.9%、無配偶が17.1%である。後期高齢者では有配偶が65.5%、無配偶が29.3%である。女性の前期高齢者では有配偶が41.8%、無配偶が54.9%である。後期高齢者では有配偶が11.3%、無配偶が82.7%である。
市内転居の男性の前期高齢者では有配偶が74.2%、無配偶が21.3%である。後期高齢者では有配偶が70.6%、無配偶が27.5%である。女性の前期高齢者では有配偶が39.1%、無配偶が57.4%である。後期高齢者では有配偶が23.0%、無配偶が74.7%である。
つまり、無配偶の割合が最も高いのは、転入者の女性の後期高齢者であり、逆に最も低いのは転出者の男性の前期高齢者である。
2. 家族構成
転居前の同居形態をみると、「本人と配偶者」が28.0%で最も多く、次いで「本人のみ」が23.3%で続き、「本人と配偶者と子」は12.4%を占めている。その他の同居者の割合は少ない。
転居後の同居形態をみると、「本人と配偶者」が23.2%で最も多く、次いで「本人のみ」が19.3%で続き、「本人と配偶者と子」は15.4%を占めている。その他の同居者の割合は少ない。
転入前の同居形態をみると、「本人のみ」が27.9%、「本人と配偶者」が26.6%とほぼ同様の割合で、「本人と配偶者と子」は7.8%を占めている。その他の同居者の割合は少ない。
転入後の同居形態をみると、「本人と配偶者」が19.8%で最も多く、次いで「本人のみ」が17.9%で続き、「本人と配偶者と子」は13.0%を占めている。その他の同居者の割合は少ない。
転入前と転入後とを比較すると、「本人のみ」は10.0ポイント低下し、「本人と配偶者」が6.8ポイント低下し、「本人と配偶者と子」は5.2ポイント上昇している。(表3-2)
転出前の同居形態をみると、「本人と配偶者」が29.7%で最も多く、次いで「本人のみ」が21.1%で続き、「本人と配偶者と子」は11.0%を占めている。その他の同居者の割合は少ない。
転出後の同居形態をみると、「本人と配偶者」が24.7%で最も多く、次いで「本人のみ」が20.9%で続き、「本人と配偶者と子」は13.1%を占めている。その他の同居者の割合は少ない。
転出前と転出後とを比較すると、「本人のみ」は0.2ポイント低下し、「本人と配偶者」が5.0ポイント低下し、「本人と配偶者と子」は2.1ポイント上昇している。(表3-3)