5. 被介護状況
(1)移動前の被介護状況
表2-10に移動前の被介護状況を示した。介護を受けていた者の割合は、転入者14%、転出者19%、市内転居者13%で、転出者の割合が大きかった。介護を受けていた者の介護者に関しては、転入者は息子の介護を受けていた者の割合が大きく、市内転居者は配偶者の介護を受けていた者の割合が大きかった。性、年齢との関連では、いずれの者も女性、高齢の者ほど介護を受けていた者の割合が大きい傾向がみられた。
性別で比較すると、男性ではグループ間で大きな差がみられなかったが、女性では転出者で介護を受けていた者の割合が大きかった。年齢階級別で比較すると、80〜84歳、85歳以上、後期高齢者では、転出者で介護を受けていた者の割合が大きかった。