(8) 救助される場合の注意事項
救助されるまで、緊張感を持続することが大切です。救助寸前に安堵感から精神力を失い思わぬ結果になる事があります。
?協力動作を行う
救助船等の接近が確認されたら、相手が視認し易い状況をつくります。昼間は、手を上げたり水面を叩く等の動作を繰り返します。夜間は、灯火により目標となる合図を行います。
?救助船に必要な事項を伝える
怪我人及び体力の消耗が激しい者等の状態を相手に伝え、救助の優先等の必要事項を伝えます。
?救助船等の指示に従う
救助船等の指示に従います。指示なしに自分から救助船等に向かって泳いだり、船上に這い上がらないようにします。怪我又は体力を消耗している時は、自力に頼らず必要な救助を申し出ます。
?怪我に注意する
ヨット・モーターボート等の小型船に救助される場合、不用意に船尾舷側に手を掛けると、両足が船底の推進器に触れ、思わぬ怪我をします。十分な注意が必要です。