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?応急防水

 浸水量の増大は船体の沈没につながります。応急防水は,船体の材質(FRP・木・鋼等)及び損傷箇所並びに程度により異なります。従って船内にある活用可能な応急資器材を創意工夫し、最大限利用する事が大切です。

応急防水に利用可能な資器材
 寝具類(布団・毛布・寝袋・マット等)、衣類、パイプ類(ハンドレール・パルピット・ボートフック等)、家具類(テーブル・椅子・ソファー等)、ロープ類、布類(タオル・ウエス等)、シート類(セール・天幕等)、ビニール類(ゴミ袋・発泡スチロール等)、紙類(本・新聞紙等)、鞄類、床板、鉄板等、炊事用具類

図1 船体を傾斜させる

図2 亀裂と破孔

図3 湾曲部の亀裂と破孔

図4 その他の措置

 

 

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