(2) 曳索の選定
ヨット・モーターボート等の小型船の多くが、法的に曳索の備え付け義務がありません。
従って、船内に常用しているロープを代用する事になります。
?曳航条件に適合した強度(材質及び太さ等)と長さが必要です。
?曳索は弾力性に優れた新しいものを選びます。使い古したものは弾力性に欠け、切断し
やすいので避けます。
?アンカーロープは、強度・長さ及び使用頻度等から、曳索としての条件を備えています。
?自船に適合するロープが無い場合、相手船のロープを活用します。
?適当なロープが無い場合、もやい索等を結索して使用します。この場合、結索方法に
よっては結び目の強度が減少するので注意が必要です。
?強度不足の場合、同程度のロープを二重にし、張力を均等させ使用します。
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