
2.教育、安全、周知広報活動ワーキンググループ検討事項
- (1)教育、安全活動関係
- ?関東小型船安全協会支部制度の創設
- ・地域に根ざした安全活動等実施のため、地区の理事,海上安全指導員が中核となり、各海上保安部との連係を密にし、安全活動の企画、立案及び啓蒙活動を推進する。支部の会則の制定を行う。
- ?海上安全指導員活動
- ・各海上保安部単位で海上安全指導員連絡調整会議を開催する。巡視艇との合同パトロールを行う。海上安全指導員用制服の作製、頒布等検討する。
- ?海上安全講習会
- ・各支部毎に海上安全講習会を企画し開催する。講習の内容は、会員のニーズに応じたものも採用する。企画した海上安全講習会の開催予定を会員等に周知する。講習会用のビデオ、スライド等の作成を行う。
- ?海難救助訓練
- ・支部毎に会員のニーズに応じた内容で企画、開催する。訓練日の予定を広報する。
- (2)周知、広報活動関係
- ?広報誌の改善
- ・会員の投稿記事、会員の活動状況、海洋レジャーのイベント情報、海保等関係機関からの連絡事項等を掲載する。
- ?パンフレットの発行
- ・パンフレットの発行回数を増加し、身近な情報をできるだけ早く会員に伝える。発行回数を年8回程度とする。
- ?広報誌の発行事務量増加の対応等
- ・広報誌の発行の事務量が増加する時は、理事、海上指導員等に参画を依頼する。発行事務に増加に対応するためOA機器(パソコン等)の整備を図る。以前発行の出版物を再編し、発行、頒布する。
- (3)その他
- ?受諾事業の発堀
- ・新マーリナ計画等の航行安全対策検討委員会等の受諾
- (4)日本海洋レジャー安全・振興協会との協力体制の構築
- ?関東小安協事務局のマリンVHF海岸局の運用体制を確立する。(第1段階)
- ?関東小安協事務局及び日本海洋レジャー安全・振興協会関東BAN事務局の両事務所の一体化を図る。(両事務所を同一場所に移転する。)(第2段階)
- ?日本海洋レジャー安全・振興協会関東BANのROC業務の受諾(第3段階)
- ※BAN(BOAT,ASSISTANSE,NETWORK)
- ・プレジャーボート等の海難救助を実施する民間救助組織(日本海洋レジャー安全・振興協会、救助事業部、関東BAN)
- ※ROC(RESCUE,OPERATION,CENTER)
- ・プレジャーボートの機関故障時の曳航等、人命に急迫した危険がない場合に行う救助を基本としており、原則としてBAN加入者がBAN・ROCに対して救助要請を行う。救助要請を受けたROCはBANが提携しているRS(RESCUE,STAITION)に救助艇の出動手配を行う。
- 荒天時、民間救助艇による救助活動が困難な場合は、海上保安庁に救助要請を行う。
海上は右へ、右へとルールを守れ!
海上における交通ルールは、右側航行が原則です。従って狭い水域を走る場合は一般的には可航水域の右側を走り、正面から来る船を避ける場合は、右舵でお互に右に避けます。又他の船を右に見て危いと思ったら右舵で他の船の船尾をかわし、或いは停泊船を廻るときは右廻りは小廻りに、左廻りは大きく廻る等何れも右舵が基本となっております。
闇夜の出合い頭等において、原則を無視して一人左舵を取れば、衝突は明らかです。但し、帆船、操業中の漁船、作業中の船等特別な相手船の場合は、定められたルールによりこれを避けるのは当然です又港、水道等特別な海域には、その海域のみに適用されるルールもあります。
なお、一般的には運転自由な小型プレジャーボート等は、早目に避航動作を取り、相手に無用な混乱を与えないようにするのが、マナーです。
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