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4、へき地で整備すべき福祉サービスについても同様に量的な見通しを持つことができる。
5、この研究は横断研究を平行して行う計画であったが、在宅患者の登録が188名になったことで、これをコホートとして、発生する健康問題を前向きに記録し、ベースラインデータとの比較により解析することを計画したい。また、可能であれば、登録患者数をさらに増やすことにより、代表性の問題をより小さくしたい。

? 謝辞
 この研究は平成10年度財団法人日本船舶振興会(日本財団)補助により、財団法人地域社会振興財団「へき地住民の健康増進に関する研究等」事業の一環として行われた。
 この研究は自治医科大学臨床研究ネットワークの次の方々の参加により実施された。(敬称略)
福士元春(青森県六ヶ所村尾駿診療所)、斎藤宏之(秋田県田沢湖町神代診療所)、高橋潤(山形県飯豊町飯豊中央診療所)、藤枝毅(茨城県七会村診療所)、玉田寛(栃木県田沼町野上診療所)、鯉沼広治(栃木県栗山村国民健康保険診療所)、新井昇(富山県利賀村利賀診療所)、丸箸兆延(富山県上平村西赤尾診療所)、渡邊次夫(愛知県豊根村診療所)、坂根直樹(京都府大宮町大宮診療所)、小谷和彦(鳥取県赤碕町国民健康保険赤碕診療所)、菊池健(徳島県阿南市富士医院)、藤原靖士(静岡県安良里診療所)、大中俊宏(愛媛県河辺村国民健康保険診療所)、佐々木将人(愛媛県明浜町狩江診療所)、永井康徳(愛媛県明浜町俵津診療所)、泉佳代子(佐賀県鎮西町加唐島診療所)

参考文献
1.全国自治体病院協議会.へき地医療の現状と対策 第17集,1997.
2.WONCA.InternationaI Classification for Praimary Care.Oxford Press.
3.重本洋定ほか訳.プライマリ・ケア国際分類.日本プライマリ・ケア学会.1997 東京
4.山田隆司ほか.プライマリ・ケア医のための疾病分類.日本医事新報 3781.37-40,1996.
5.三瀬順一ほか.地域中核病院における臨時往診の現状. 総合診療研究会会誌 1:30-40,1996.

 

 

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