2.年齢との相関
PAI-1、TM、Homocysteineのいずれも年齢との相関を認めなかった。
3.PAI-1、TM、Homocysteineの間の相関
TMとHomocysteineの間には相関係数0.49(n=89、p<0.05)で相関関係を認めた(図1)。PAI-1とTMまたはHomocysteineとの間には相関関係は見られなかった。
図1 ThrombomodulinとHomocysteineの相関
?.考 察
1.回答率
60歳以上住民の95%から回答が得られ、地域代表性のある集団がコホートとして設定できた。コホート研究自体は、研究を行おうとする疾病がない集団を、要因の有無別に疾病発症まで追跡できればよい(8)ため、必ずしも地域代表性は解析上の要件にはならないが、市町村と連携して結果を地域に還元しながら研究を維持継続するためには、重要なポイントのひとつである。
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