5.喫煙
表3に現在喫煙している者の割合を示す。男では応桑地区で文部省コホートよりやや低く、女では応桑地区がやや高く、ほぼ文部省コホートと同じ水準であった。
表3 調査項目別の出現頻度―飲酒・喫煙習慣
1)2):1985年モデル人口を用いて年齢調整した率。
1)調整率は応桑地区、2)コホートは文部省コホート成績を示す。
6.女性の妊娠・分娩歴
表4に妊娠・分娩歴を示す。1回以上の妊娠・分娩の頻度は、応桑地区がそれぞれ10%以上文部省コホートより高かった。
表4 調査項目別の出現頻度―妊娠・分娩歴―
1)2):1985年モデル人口を用いて年齢調整した率。
1)調整率は応桑地区、2)コホートは文部省コホート成績を示す。
B.凝固線溶系因子の動態
1.男女差
PAI-1は男性49.3±35.9ng/ml(平均±標準偏差)、女性44.6±26.7ng/ml、TMは男性4.07±1.71FU/ml(平均±標準偏差)、女性3.75±0.82 FU/ml、Homocysteineは男性8.08±2.26nmol/ml(平均±標準偏差)、女性7.48±1.94nmol/mlで、いずれも男性がやや高い傾向にあったが有意差はなかった。
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