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ウ)アクセス制御技術
 アクセス制御技術とは、外部からのコンビュータヘの不正侵入を防ぐための手段であり、コンピュータ内のデータアクセス権設定(ユーザーごと、データごとにアクセス可能・不可能の設定をすること)やインターネット接続におけるファイヤウォール(防火壁)などが代表的な技術である。ここではファイヤウォールについて記述する。
 ファイアウォールとは、ある特定のネットワーク(庁内ネットワーク、機関内ネットワークなど)と、そのネットワークにつなげられた外部のネットワークとの間に設けられる。不正アクセスを防止するための環境構築技術である。外部ネットワークとの通信はすべて特定のマシンを経由することとし、そこで許可された電文のみを通過させるようにする仕組みになっている。


図7 ファイアウォールによるアクセス制御イメージ

 

 

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