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第3節 シン・クライアント活用の有効性

 文献調査や先進的な活用事例等を踏まえ、地方公共団体におけるシン・クライアント活用の可能性を以下に示す。

3−1 シン・クライアントの有効性

 種類により程度は異なるものの、シン・クライアント活用の大きな効果はユーザー側のトラブル減少と、それに伴う情報システムの運用管理労力の削減である。しかし、シン・クライアントの導入はサーバの強化を前提としており、パソコンの低価格化に伴い、パソコンとシン・クライアントのコスト差がほとんど見られないこと等も考慮すると、当初言われていた導入コストの削減効果は期待できないと考えられる。
 以下にシン・クライアントの有効性を種類別に整理する。

 

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