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(3) 情報システムの効果、問題点

 従来のドットプリンタからレーザープリンタになったこと、また、それにより電子公印になったことから、住民票の写し等の発行時間が短くなっている。(情報システム担当の想定で約10%)情報システムの中にはCSSへの更新に伴い機能等が拡張したものも一部あり、これらの業務では処理の効率化が図られている。また、以前の汎用機によるシステムは午後5時以降は停止する仕組みになっており、CSSではシステム利用時間が拡大したことが大きなメリットとなっている。このほか、ノートパソコンの設置により机の上のスペース確保(省スペース化)も実現している。ユーザー評価による効果は図2-12に示すようになっており、全体的に効果が見られ、特に「住民サービスの向上」、「業務・書類等の質の向上」、「庁内での情報の共有化」等において効果が大きいことがうかがえる。


図2−12 ユーザー評価による情報システムの効果(地方公共団体C)

 

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