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2−2 モデルの設定と経済性の試算

 実際に地方公共団体の経済性評価を行うに当たり、ヒアリング調査やアンケート調査で抽出しなけらばならない事項を整理するため、地方公共団体のモデルを設定し、試算を行った。

(1) 地方公共団体のモデルの設定

 現存するいくつかの地方公共団体の事例を基に以下のような地方公共団体及び経済性評価を行う情報システムのモデルを設定した。 情報システムに関しては、動向を踏まえUNIXサーバによるCSSを設定し、基幹業務アプリケーションだけでなく、グループウェア等も活用されていることとした。


 

表2−5 地方公共団体のモデルの設定
人口 140,000人
職員数 700人
一般会計予算 400億円
出張所数 5カ所
情報システム部門の職員数 職員10人+派遣社員5人
情報システムの概要 ・UNIXをサーバ、パソコンを端末とするCSS
・サーバ1台、端末100台、端末利用者数は400人
・基幹業務アプリケーション、グループウェア等が稼働

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