日本財団 図書館


3−3 シン・クライアントの活用

(1) シン・クライアントの概要

 シン・クライアントに関しては、様々な規格が提案されているが、大きくはNetPC、NC(Network Computer)、Windows-based Terminalの三つの分類にする。


(2) シン・クライアントの有効性

 事例調査、文献調査によると、シン・クライアント活用の効果はユーザー側のトラブル減少と、それに伴う情報システムの運用管理労力の削減である。しかし、一方で、サーバの強化等を前提としており、パソコンと価格も変わらないことから、当初言われていた導入コストの削減効果は期待できないであろう。

  NetPC  NC   Windows-baced
Terminal
アプリケーションの自由度
サーバーによる集中管理
メインテナンスの容易さ
既存のシステムとの互換性
省スペース化
ネットワークの負荷
注)○は通常のパソコンと同等で、◎>○>△




 

前ページ    目次へ    次ページ






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION