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 今回開発を試みたアプリケーションでは、利用台数が最も多いと思われるWindowsパソコンをWebサーバとして選定した。また、サーバソフトとして、Microsoft社のWindowsNT上で稼動するInternet Information Serverを用いた。ただし、OSがWindowsであれば基本的には、ソフトウェアの再コンパイルを必要としないため、サーバソフトは限定されない。

(4)ファイル形式
 アプリケーションの開発にあたって、データベースを限定して開発を行う方法とデータベースを用いずに、ファイル操作によって様々な環境で稼動させる方法の、2通りが考えられた。利用するデータベースをある程度限定した場合には、データベースアクセスにODBCなどを利用することにより、EWSとPCの両方で稼動するようにC言語で記述することができる。しかし、すべてのデータベース上で稼動させることは非常に困難である。
 今回のアプリケーション開発では、より幅広い環境下で稼動させることを前提としたため、データベースを用いずに、ファイル操作による開発を行った。なお、データFORMATの形式は、ほぼすべてのデータベースヘの可搬性を確保できるCSVファイルを用いた。
 CSVファイルを用いることにより、システムの運用上に作成された各データを、表計算ソフトなどでも利用することが可能となる。しかし、データベースはデータ管理に優れていることから、ある程度データベースを限定でき、データの保全性などを考慮した場合には、データベースを利用した方が無難であるともいえる。

5−2 アプリケーションの開発について

(1)アプリケーション開発時に必要となる知識
 アプリケーションの開発時には、開発言語とHTMLに関する知識が必要となる。今回の開発では簡易エディタを利用して画面を作成したが、細部の調整を行う必要が生じたため、HTMLのソースを直接修正することとなった。また、開発言語はC言語を採用したが、C言語にせよPerlにせよ、プログラミングを行う場合には必ず言語の知識が必要とされる。
 なお、庁内という限定された環境下での開発であれば、ベンダー独自の開発ツールを利用できる可能性もある。この場合は、HTMLの知識レベルも低減することができ、また、簡易言語を覚えることでアプリケーション開発が行える。
 いずれにせよ、システム設計の知識や、イントラネット全般に関する知識は必須である。

 

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