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第4節 アプリケーションの開発手順

 本節では、前節で紹介したアプリケーションをどのような手順で開発したか、その経緯を簡単に述べる。


図4−4 プロトタイプ開発の手順

4−1 現状の把握
 このアプリケーションは、埼玉県における福利厚生事業の一部をモデルとして、開発を試みた。
 そのため、開発にあたっては、埼玉県の福利厚生担当課から、事業の概要や現状の事務手続きなどを伺い、アプリケーションに求められる機能や、システムのイメージについて検討を行ってきた。

 ?@福利厚生事業に関する資料入手
 ?A事業概要と現状の手続きのヒアリング
 ?B前提条件などのヒヤリング
 ?C機能の洗い出し
 ?D新システムのイメージ作成

 さらに、上記の検討結果に基づいて画面のプロトタイプを作成し、埼玉県及び本研究委員会において検討を行い、そこで出された意見をプロトタイプに反映させるといった手順を踏んできた。

 

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