(2)処理をクライアントで行うタイプ
このタイプは、クライアント側で処理を実行することにより、Webサーバの負荷を軽減することができるものである。
処理をクライアントで実行する場合には、WebサーバからWebブラウザに、コマンドを含んだHTMLをダウンロードする。
ダウンロードされるコマンドは、Java ScriptやVB ScriptなどのスクリプトやJavaアプレット、ActiveXコントロールなどHTMLに埋め込まれたものである。HTMLにアプリケーションが含まれているため、クライアント側にプログラムをインストールする必要はなく、またアプリケーションの修正は、Webサーバにおかれているアプリケーションを修正するだけで対応できる。
なおこのタイプは、アプリケーション全体を毎回Webサーバよりダウンロードするため、ネットワークヘの負荷が高くなりやすく、LANの環境などにより、呼び出してから実行するまでに時間がかかる場合がある。
図2−4 処理をクライアントで行う仕組み
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