1−2 高度化するアプリケーションの処理形態
データベースやWebサーバに対してアクセスが集中することによる、パフォーマンスの低下を解決する手段として、様々なツールやプラットホームが現在発表されている。
これを大別すると、Webサーバとデータベースを直接結びつけて、サーバでの処理を高速化する方法と、クライアントから直接データベースにアクセスする方法の2つに分類できる。
(1)処理をサーバで行うタイプ(API)
このタイプの代表的なものとして、API(Application Progra?oing Interface)があげられる。CGIとの違いはプログラムの変わりにDLL(Dynamic Linking Library)を用いている点で、CGIと比較した場合には処理が高速になり、パフォーマンスの向上が見込まれる。
ただし、Webサーバとデータベース間により使用可能なAPIが特定されるため互換性に問題が残る。
図2−3 処理をサーバで行う仕組み
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