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(2)動的コンテンツを利用したアプリケーション(CGI)
 静的コンテンツでは、固定されたHTMLファイルがWebサーバからWebブラウザへ送られるものであった。
 しかし、データベースの検索結果の表示や各種業務処理を行う場合には、Webブラウザからの要求に対して単純にそのファイルを転送するのではなく、利用者の要求に応じた動的コンテンツをWebブラウザへ転送しなければならない。そのためには、WebサーバがWebブラウザからの要求に対して別プログラムを起動し、その処理結果をWebブラウザに転送する仕組みが必要となる。
 このように、利用者からの要求に対して、検索や加工などを行ったあとに利用者へ結果を返すという、インタラクティブな環境を実現するための仕組みとしてCGI(Common Gateway Interface)が用意された。
 CGIは、Webサーバより外部コマンド(プログラム)を起動するものであり、これにより、データベースの検索結果の表示や各種業務処理、あるいは、利用者が書き込みを行うことができる電子会議室などが実現できる。


図2−2 CGIを利用したアプリケーションの仕組み

 

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