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第1節 イントラネットの概要

   イントラネットの「イントラ(Intra)」とは、「内部の」、「内側に」という意味で、インターネットを「外部との情報受発信のネットワーク」とした場合に、イントラネットは「インターネット技術を利用して、庁内(企業内)専用のプライベートなネットワーク」ということができる。
 近年、イントラネットは庁内システムを構築する際に注目され、イントラネット上でシステムを構築するためのツールが次々と提供されている。

1−1 イントラネットの概念
 イントラネットはインターネットの技術を、そのまま庁内の情報システムとして利用したものである。
 インターネットは、「通信技術とコンピュータ技術を基盤として、世界中のコンピュータやネットワークが相互接続し、情報交換を可能とする巨大なネットワーク」ということができる。バックボーンとなるネットワークに、様々なネットワークが相互に結ばれる形になっており、組織や個人は、身近なネットワークに直接参加、間接参加することで全世界と通信することができる。
 当初インターネットは、ネットワーク同士をつなぐという意味でインターネットワークと同義で使用されていたが、近年では、「インターネット」という言葉が固有の言葉として用いられている。


図1−1 インターネットの概念

 

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