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4 アプリケーション構築手法の検証(第4章)
 本研究では、埼玉県で実施されている福利厚生事業をモデルとして、アプリケーションの構築手法を検証した。ここでは、そのアプリケーションの説明や、開発方法などについて述べる。

4−1 事業の概要(第4章第1節)
 埼玉県の福利厚生事業の中に、プロ野球などのチケットを配布するスポーツ観戦事業や、遊園地などの施設利用券を配布するレジャー施設利用事業などがある。
 チケットや利用券の配布方法は、抽選により配布するもの(プロ野球チケットなど)と、抽選を伴わずに配布するもの(遊園地利用券)に大別されている。

4−2 システム化にあたって(第4章第2節)
この事業をシステム化した場合のイメージは次のようになる。
?@抽選を伴う施設予約
 職員自身がWebブラウザから予約申込を行い、担当課で抽選を行った後に、職員がWebブラウザで抽選結果を閲覧する流れになる。なお、予約取消や抽選結果を参照することもできる。

?A抽選を伴わない施設予約
 職員が担当課へ利用申込を行った段階で、担当課がWebブラウザから施設予約を行う。

 なお、これらのイメージから、必要とされる機能や予約時の認証方法などを検討した。

4−3 アプリケーション(第4章第3節)
 本研究で開発を試みたアプリケーション体系は、次のとおりである。
?@抽選を伴う施設予約(職員用) ─┬──施設申込
                      ├──予約確認・取消
                      ├──抽選結果表示
                      └──予約状況表示
?A抽選を伴わない施設予約(担当課用)
?B当選のキャンセル(担当課用)

 

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