b ソーシャルワーカーの役割を知る
・入院の手続きの書類審査判定の1人である。
・電話相談の窓口となっている。電話の相談の内容から判断して副委員長さんが婦長さんに伝える。
・退院が決まり次第在宅ケアへ移行する場合、社会資源への連絡と調整を図る。
・生活に密着した問題の相談(財産問題、遺産相続等)。
・ボランティア導入の窓口。
結果.患者、家族が抱えるいろいろな問題に応じ解決していく。社会資源の調整。ホスピス専門のソーシャルワーカーさんがいればよいのかもと思いました。
c ボランティアの役割を知る
ボランティア教育
・副委員長 病状のことについての講義
・病棟婦長.理念、患者さんに接する時の注意点等の講義
・ボランティアコーディネーター(外部より)
:心掛け 心構え、秘密保持のことについての講義
それぞれ2時間ずつ受け持つ。
↓
現場実習(患者に直接携わらない分野の作業)→2時間を2回。
病棟にて窓拭き、草取りをする→レポートの提出(死について)。
↓
全員集合してグループワークをする→2時間を1回。
↓
現場実習(直接関わりを持っていただく)→2時間を2回。
(例)お茶会
病室までナースといっしょに運ぶ。
↓
後、感想のレポートを提出。
↓
3人(副委員長、婦長、ボランティアコーディネーター)で判定。
↓
登録される。
終了するまで3ヵ月を要する。
・ボランティアノートがあり、関わったことに対しての感想が記入されていること。
・ボランティアの仕事は花だん作り、草むしり。
・ボランティアさんは社会の風、そよ風でありたい。
結果:花だん作り等、花を通しての関わりを持つ。催しをすることを通じて患者さんに社会の風を運んでいただくお手伝いをする。患者さんにとって迷惑がかかっているかどうか観察が必要である。することによって断れない人もいるので、そこはナースが気遣ってあげる。国立と医療法人の違いが出てくると思います。
d 薬剤師の役割を知る
薬の相談指導。
結果:私の施設と同じでした。
(2)ホスピスケアの問題点や自己の課題を解決するための対応や考え方を学ぶ。
?実習施設で生じているケア上の問題を知り、それに関わる諸因子を考える。
ねらい:問題を共有し、ディスカッションをし、同じ方向へ統一する。
(例)理念の相違があり、治療の難しさを知る。医師とナースとの治療上の問題で緩和ケアの理念に根本的なところで違いがみられ、看護婦がリーダーシップをとり緩和ケアの理念を話され、ディスカッションをされ同じ思いとなった。
結果:ナースがリーダーシップをとることは今まであまりみたことがありませんでしたが、私の施設でもこうありたいと思いました。四六時中ナースは患者のそばにいられるので細やかなところまで気を配り、その個人個人の問題を知り、共有し、解決を見出したいと思いました。私にとって最高の学びとなりました。施設に帰りスタッフに伝えるには効果的にどうずればよいか考えたい。ケアの問題に看護婦がどのように取り組んでいるかを把握し、問題解決の方法を学ぶ。
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