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「盲導犬に関する調査」結果報告書

 事業名 盲導犬の繁殖・飼育に係る総合体制と訓練士育成の推進
 団体名 日本財団(The Nippon Foundation  


2−3−3 盲導犬を希望した理由
● 盲導犬の希望者が盲導犬を希望した理由をみると、「自由に歩ける」(25.0%)、「外出が安全・安心だから」(21.6%)、「行動範囲が広がる」(15.9%)、「1人で外出できる」(13.6%)、「自立できる」(11.4%)などが挙げられており、現使用者、元使用者と同様の項目が挙げられている。また、現在の年齢が若いほど、盲導犬を使用することによって生活や活動の範囲を広げ、自立していきたいと考えており、また年齢が高くなると、外出の安全・安心を求めていることがうかがえる。さらに、白杖などによる単独歩行を行なっている人は、盲導犬を使用することによって外出の安全・安心を高めて、行動範囲を広げたいと考えているが、手引き歩行を行なっている人は、盲導犬を使用して一人で外出し、自由に歩けるようになりたいと考えている人が多くなっている。

2−3−4 申込みしてからの期間・連絡状況
● 盲導犬の申込みをしてからの年数は「1年未満」が39.8%、「1年から3年」が25.0%であ り、平均待機年数は2.3年となっている。その一方で、「5年以上」待機している人も13.6%いる。
申込み後の盲導犬訓練施設との連絡状況は、「自分から連絡をとっている」は35.2%、「訓練施設から連絡がある」は33.0%となっている。一方、「連絡をとっていない」も23.9%おり、待機期間が長い人ほど連絡をとらない傾向にある。

2−3−5 盲導犬に対するイメージ
● 盲導犬希望者が抱く盲導犬のイメージは「賢い」(21.6%)が最も強く、次いで、「友達・パートナー」(18.2%)、「忠実・柔順(15.9%)、「頼りになる」(12.5%)、「外出が安全」(12. 5%)と続いている。盲導犬希望者の中で、「世話が大変」「上手に扱えるか不安」「入店や乗車を拒否される」などの不安を持っている人は3〜4%と低い割合になっている。
また、「訓練に労力がかかる」、「貸与に費用がかかる」などのイメージもわずか1〜2%にとどまっている。
一般の視覚障害者の盲導犬イメージは、「賢い」(16.9%)、「頼りになる」(12.0%)、「忠実・柔順」(11.2%)のほかに、「かわいそう」(11.2%)、「世話が大変」(9.7%)が挙げられている。年齢別の傾向として、10〜20代では、「賢い」「頼りになる」などの割合が高くなる一方、年齢が高くなると「忠実・柔順」「かわいそう」「世話が大変」などの項目を挙げる人がやや多くなっている。
一般の視覚障害者の中には、盲導犬を使用することによって得られるベネフィットにつながるイメージとして、「頼りになる」以外に、「自分を助けてくれる」(6.0%)、「外出が安全」(4.4%)、「行動範囲を広げてくれる」(2.5%)などが挙げられているものの、いずれも、あまり高い割合になっていない。また、「訓練を受けていないと使いこなせない」、「社会の理解が不十分」、「入店や乗車を拒否される」など、盲導犬の使用に対する不安につながるイメージについても、いずれも2〜3%と低くなっている。このことから、一般の視覚障害者の多くは、盲導犬希望者と比べて、盲導犬を使用した場合の利点・欠点のいずれについても、あまり明確なイメージを持っていないことがうかがえる。




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