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知的障害者福祉研究報告書
平成6年度調査報告  〜精神薄弱者福祉研究報告書〜


第3章 地域生活援助 (レスパイトサービス)の役割と機能

3. レスパイトサービスの育成について

(4)本人と家族の意見

レスパイトサービスの普及において最も必要とされることは、利用される本人と家族の生活の実態とその意見である。供給する側の論理から利用する側の論理を全面としたサービスのあり方が本人及び家族らによって立証されなければならない。
モデルとしての実践的な「試み」においても、その主体は利用される本人と家族であることから、計画段階における意見、利用の経過、サービスの評価などにおいて、利用される側としての生活と意見を明らかにしていくことが必要となろう。


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