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知的障害者福祉研究報告書
平成6年度調査報告  〜精神薄弱者福祉研究報告書〜


第3章 地域生活援助 (レスパイトサービス)の役割と機能

3. レスパイトサービスの育成について

(5)新しい福祉サービスとしての体系化

レスパイトサービスは、これまでの福祉サービスとは異なり、利用者がサービスを決定する主体となる点で、従来の福祉サービスとは決定的に異なり、新しい福祉サービスとして論理が求められる。
その意味でレスパイトサービスを行う上で、地域の自然環境や社会環境に即した形での事業者の規模、体制、活動範囲、提供方法、人的・物的なイニシアル及びランニングのコスト、さまざまな要望に対して柔軟な対応が可能となるための方法論などについて、一定の地域をモデルとして、利用者と供給者、また第三者としての監督者等の協力によってサービスの体系化を図ることが必要となる。


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