知的障害者福祉研究報告書
平成6年度調査報告
〜精神薄弱者福祉研究報告書〜
第3章 地域生活援助 (レスパイトサービス)の役割と機能
3. レスパイトサービスの育成について
(3)実践的な「試み」
現在、日本におけるモデルはいくつかの機関に限られ、「試み」として専門的・実践的なモデルが少ないことが一般の理解を妨げている。レスパイトサービスの効果を確実なものとするためにも実践的モデルの確立が必要であり、いくつかの比較検討や討議が行えるだけの報告が今後の活動の普及に寄与するものと考える。その意味で、先駆的な自治体と団体の両者により、実践的「試み」の柱となるものをまとめていく作業が前提となろう。
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