とはいえ、主婦のハートをしっかりキャッチ、今も多くの人たちが編み棒を駆使し、様々な色使いで魚や花などデザインを凝らしたエコタワシをせっせと作り続けてているのです。
エコタワシは難民支援に利用されてもいます。埼玉大学名誉教授のテルオカイツコさんは「編み物の特技を生かせる場を提供できれば」と、彼女独自のエコタワシを開発、ユーゴスラビアの難民キャンプに持ち込んで編み方を指導しました。赤十字の店ですでに1万6000個を完売しています。国際的な広がりをみせつつあるエコタワシ。環境とのかかわり方の新しい局面を開いたようです。