3] ピアサポート
障害者がどのように介助者を使っていくのかということを月ごと、週ごとに互いに情報交換して支援し合う。成功点、失敗点を話し合うグループミーティングや、電話代がかかるが“障害者文化電話の木(Disabled Culture Telephone Tree)”のネットワーク、ニュースレターなどの形態がある。1対1の場合もあるが、これは特に施設で長期にケアを受けていて地域に出てきた人たちに有効である。
4] 訓練
雇用法に習熟すること、介助者の選び方、雇い方、管理の方法が含まれる。何でも介助者の言う通りに動く人も、介助者を奴隷のように使う人もいる。より良い雇用関係は、互いを自由にするための関係であり、そのための管理能力を訓練する。また、訓練には問題への対処の仕方も含まれる。介助者と接していて問題が起きたとき、個人的に専門家として解決するための方策や、介助者の保険、税金、契約、安全面など全てを習熟しなければならない。介助者は訓練を受けてから応募してくる訳ではないので、介助者を訓練することも重要である。この国の傾向として、今までケアの業界にいた人を雇うことは好まれていない。彼らは、自分たちの要求によりケアを受ける人を動かせることを知っているからである。社会サービス局は介助者が障害者を扱う際の危険性を懸念していたので、私たちは時間をかけて説得した。そのためにも、障害者が介助者を使いこなす能力は重要である。
地方自治体に対してはこれら四つの支援を挙げ、これらによりダイレクト・ペイメントを実施した際の危険を管理できると訴えた。その他にも、下記のような支援・サービスを行っている。
1] その他の情報提供
手当、家の改造、レジャー、交通のアクセス、雇用などの情報の提供。
2] 権利擁護
特に学習障害の場合には、個人的な介助者がするような仕事以外の別の支援が必要となる。権利擁護は誰かのために設定したりするわけではなく、雇用者としての仕事をするための援助と考えている。
3] 訓練
障害、セルフ・アドボカシー、社会モデルなどの様な概念についての指導。
4] 給料の明細、給料計算
5] 介助者名のリストアップ
銀行や介助者への支払いに用いたり、予定していた介助者が休んだり介助者に突発事故が起きた時に電話して代理の人に来てもらえるようにするため。