3. 利用用途
(1)利用の考えられる用途
アンケートでは、先の利用可能と考えられる施設項目を例示した上で、それをヒントとして今後四国地域において利用可能な具体的用途を自由に記入頂いた。
それを整理すると表の通りである。平時はレジャー・都市施設とし、内部空間を備蓄基地としておき、非常時には救急基地とするなど、複合利用の提案も多かった。
今後重要な社会課題となる環境・新エネルギー開発による利用等も考えられる。
さらに、国際協力・技術協力の観点から、諸外国での防災施設、防波堤等としてはどうかとの意見もあった。わが国で建造し、諸外国まで曳航輸送していくのは現実的でないため、技術協力し、わが国で設計、大組みの製作等を行い、現地で組立てる等の対策をとることが必要となろう。