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2. 調査内容

 

?@四国地区における造船業・舶用工業を取り巻く環境・諸問題の把握

四国地区造船業の将来ビジョン(昭和57年3月)の達成状況を検証し、当時の課題がその後どのようになったかを検討するとともに、現在の状況に応じた新たな調査等を実施し、造船業・舶用工業の現状及び問題点を把握する。

 

?A四国地区における業界が対応可能な需要と地域内の産業インフラのストックに関する調査

従来の船舶の需要に加え、造船技術の利用可能な各種公共事業、メガフロート等、地域における特有の潜在需要等について調査を行うとともに、地域の造船業・舶用工業が利用可能で、また、貢献し得る産業インフラ(物流インフラ、他産業の技術・生産の集積、情報インフラ、人的ストック、地域の産業支援策等)等を把握する。

 

?B四国地区の造船業・舶用工業の問題点の解決方策

?@で明らかになった造船業・舶用工業の問題点に関し、?Aで把握された四国地域内の産業インフラのストックを活用し、さらに造船業・舶用工業の有機的なつながりの強化等を通じて当該産業の振興を図るための具体的方策(新技術の導入、経営の合理化、事業連携の強化、事業革新の推進、職場環境の魅力化等)について検討し、地域ビジョンの形にまとめる。

 

?C地域ビジョンの実施にかかる各種体制等の検討

策定された地域ビジョンを効率的に具体化していくための実施体制及び各機関の支援のあり方等について、検討を行う。

 

?D説明会の開催

上記?@〜?Cの調査結果に基づき、造船業・舶用工業事業者等を対象とした説明会を開催して、調査結果の実現を図る。

 

 

 

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