次に、社会環境の変化としては、人口構成における高齢化の急激な進展と小子化による若年労働力の減少が今後は顕著になる。このような人口構成の変化に加えて、国民の生活価値観や職業観の変化も目立っており、従来の終身雇用制度を柱とする固定的な雇用システムが新たなシステムへ変わることも考えられる。また、安全及び地球環境問題への国民の意識が高まっており、これらが造船業の生産活動等にも影響を与えることが考えられる。
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