に対応できるからこそ可能となっている。
また、ROVの全生産数も先月で300台を超え、今後2年間は非常に高い操業が続く見通しであるとのことであった。
Perryで製作しているROVのほとんどのパーツはオリジナルで、自社工場で製作しているが、堅実な品質管理体制を確立しており、全てのパーツが作業指示付きの管理表に従い管理されていた。これらの管理もコストダウン、納期の短縮等に大きく寄与していると思われた。
(2) 本研究への反応
本研究の趣旨について説明し、いまだ検討中であり、何も確定していない段階であるが、ROVを採用する場合には小型でハンドリングの良いものが必要である旨を伝えたところ、Perryでは様々な種類のROVを製作しており、本案に適するのはVOYAGER(610m水深、重量182kg)という型で、汎用性があり、高性能ではあるが、コスト的に高いので、当方の要求には合わないのではないかとのことであった。
確かに港湾という浅海域で用いるものであり、低コストであることが必要であるが、Perryのハイパワーすな小型ROVとオペレーションの経験も魅力的ではある。
音波測量関連の機器については、PerryではSIMRAD、UDI等のメーカーのソナーを採用した経験があり、UDIの方が性能が良いが高いとのことであった。
8.3.4 Florida Atlantic University(F.A.U.)
(1) 概要
AUVの研究を積極的に行っていることで有名な大学であり、アメリカでMITとともにAUVの研究の最先端である。
既に10機ほどの小型のAUVを製作して種々の実験を行い、様々な成果を発表している。
今回訪問したDr.Smithの研究室には50人以上の人員が研究活動を行っており、年間の研究費の総額は5億円にのばるとのことであった。
当日は幸運にもAUVの実海域での実験に立ち会うことができ、実際にF.A.U.のAUVが海を航走するのを見学することができた。
F.A.U.のAUVは長さが2m、直径50cm、重量が200kg程度のもので、実験の目的は、AUVに搭載しているドップラーソナーの対地速度の値をD‐GPSによって得た値と比較して、より高精度のフィルターを得ることによってAUVの動作をより正確にすることである。
実験は他大学の海洋研究所の施設を借りて、6m程度の小型の船舶で洋上に出て実施した。
同時に英国の研究機関が製作した、“AUTOSUB-1“という長さ5mの大型AUVも実