という支援船等があり、スタッフが忙しく立ち働いていた。
H.B.O.I.の主たる収入は、海洋調査によって得られてきたが、最近ではエビやアサリ等の貝類、キャットフィッシュ等の魚類の養殖が急激にのびており、今では第2の柱となっているとのことであった。
(2) 本研究への反応
今まで行ってきた様々な海洋調査の経験に基づいたアドバイスを受けた。
調査ユニットのイメージ図を見て「SeaBatか?」と聞かれたため、あくまでイメージであり、SeaBatの採用を決めているわけではないと説明をすると、SeaBatよりも良い製品もあるという意見であった。
また、海中部においてはハイレゾリューションのソナーを用いてもひび割れ等の計測精度に限界があるということから、H.B.O.I.ではレーザー光線を用いた3D計測装置を開発中であり、内容について紹介を受けた。
これは対象物に線状に放射したレーザーからの反射光をとらえて対象物との距離を計測し、その距離に基づいた3Dイメージをコンピュータ上に構成するものである。
光源と対象物と受光部は三角形をなしており、光源と受光部の距離が離れている方がより精度が高まる。
10年ほど前から研究を開始しており、現在は5m以上の視認距離を得ることが可能となっている。また、スキャニングの速度が非常に高速であるため、リアルタイムで画像を表示することが可能である。
まだ開発段階の装置ではあるが、精度が非常に高く、リアルタイムの表示が行える点が優れており、ULVSとは違った観点からのアプローチであり非常に興味深かった。
当方のULVSを紹介したら、非常に興味を示し、資料を送って欲しいとの依頼を受けた。
8.3.3 Perry Tritech lnc.
(1) 概要
大型の作業用ROVで世界的に有名な企業で、いち早く2500m水深での作業に対応したROVを製作し、市場に送り出したことにより、大きな成功を収め、大型ROVで80%以上のシェアを誇る。
Perryにて作られたROVは、北海、メキシコ湾、シンガポール近海における海底油田や、世界各地のケーブル敷設作業で活躍している。
近年作業用大型ROVの市場は大変活況があり、Perryでも現在月に3〜4台のペースでROV(TRITON XLシリーズ)を製造しており、隣接する工場では、4〜5台のROVをライン製造しているという珍しい状況を見ることが出来た。
このライン製造も、PerryのROVが汎用性が高く、アタッチメントによって客先要求