もう一つのご質問ですが、特に我々が感じたのは、戦争危険海域を航行していた時でした。我々がいらいら戦争と言って少なくとも、イラン・イラク戦争中、ホルムス海峡からペルシャ湾(今ではアラビア湾)に入って、ホルムス海峡を出るまで、国旗を揚げっぱなしでした。神話が崩れた事件もありましたが、ほとんどの船が国旗の掲揚にて攻撃されずに済みました。
中台危機の台湾海峡通過時も国旗を掲げて航海しました。中東戦争の時も、ヴェトナム戦争の時も、フォークランド戦争の時も、日の丸の国旗の恩恵を受けてきました。
もちろん、世界中の港に入港する時は、船首に社旗、船橋の上に入港する国の国旗を、船尾には、日本の国旗を掲げなければいけないことはご存じのことと思います。