てどのような配慮がなされているかを調査するためイギリス・ドイツ・フランスを、国内調査は「伊勢湾、三河湾における環境保全努力」がどのようになされているかを調査するため愛知県、三重県を調査対象とした。
昨年度からは、同委員会が改組され「海洋環境保全・改善調査研究委員会」として、海洋環境の保全、さらには改善におよんでいる諸外国の実態について実証的に調査研究を行うこととした。
そして、ノルウェーにおける海洋環境の保全.改善に関する調査研究の現状について調査を実施した。
また、本年度においては、カナダにおける海洋調査の為の海洋調査研究船及び一般船舶の海洋観測設備の調査研究を実施した。
今回の報告を含めて、従来委員諸氏ならびに協力御自身の御努力によって発行されてきた諸報告が日本の政府機関、民間の諸機関の国連海洋法に関する対応をはじめとして、種々の視点からの対応に、いささかでもお役に立つことを切に祈念するものである。
本事業の推進に当たった委員会の現メンバーは次のとおりである。