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3. Museum National d'Histoire Naturelle(フランス)

 

3.1 訪問日

1996年11月5日

 

3.2 面会者

Jean Oudot

 

3.3 組織

 

(1)概要

科学文化専門公的施設である国立自然史博物館は、1985年2月4日付政令第85.176号にその規定が定められ、1992年4月以降は文部・高等教育・研究・職業取得省(=文部省)の管轄下にあり、共同管轄省庁として環境省がある(以前は文部省のみ管轄)。

国立自然史博物館は、自然科学・人文化学的国家財産の保存、研究活動、知識普及・博物館学という3つの使命を持つ。そして、地球環境の研究(地質学、鉱物学、海洋学)、古生物学、生物研究(動物学、植物学、生科学、生物物理学、生理学、生態学)、人間の研究(民族学、先史学、人類学)といった分野において活動を行う。また、管轄下の4つの動物園の飼育動物と、植物園・樹木園の栽培植物の管理を行う。さらに、地方の自然史博物館への科学的監督の役目を持つ。

 

(2)組織

国立自然史博物館は、合計26の研究所・部署、2,000人から組織される(表3-1参照)。

また、博物館植物園付属図書館と人類博物館月付属図書館という2つの大規模な図書館を擁する。

今回の訪問先は、その中の1つである「隠花植物学」である。フランスにはCNRS(国立科学研究センター)があり、大学等の研究機関から構成され、フランス国内に分散している。博物館付属研究所の一部は、CNRSに所属しており、隠花植物学もCNRSの一部である。

付属研究所の研究者は、その大半が博物館専属となっている。一部の研究者はCNRSから派遣されている(訪問先のDr.Jean Oudot氏は、専属の研究者)。

 

 

 

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