2.　栄養塩の散布方法の検討のためのシミュレーションについて

　

米国環境保護庁(US-EPA)は、シンシナティ大学と共同で海浜において、まいた栄養塩の挙動を調べるための実験に着手した。これは、バイオレメディエーションの効果は、まいた栄養塩が十分に微生物に届くかどうかで左右されるという点に基づく。水槽は、長さ10m×幅lm×高さ2mであり、造波装置、消波装置を備えている。今後、この水槽に砂を入れ、海浜における栄養塩の挙動を調べる予定である(写真5〜8参照)。

前ページ　　　目次へ　　　次ページ