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?菌関連

・初期菌密度:micros(t=0) [mg/L]

デフォルト値:micros(t=0)=5(5×106 cells/mLに相当する)

・菌が消費する炭素(c)の内、菌体に固定される比率:yeild

デフォルト値:yeild=0.4 (通常 0.4)

・1日に菌が死滅する比率:KD

デフォルト値:KD=O.05(0≦KD≦1)

・1日に菌が流出する比率:Wc

デフォルト値:Wc=0.005 (0≦Wc≦1)

?その他

計算期間:t(日) (1≦t)

 

(2)計算式(図6-2-3)

1)栄養塩(窒素)

栄養塩のうち、リンは十分量添加すると想定し(添加する窒素量の約1/10以上を添加する)、ここでは窒素のみについて計算する。

 

?窒素量:Nif(t) [mg-N/L]

ある時点tの窒素量 Nif(t)は、以下の式で示される。

Nif(t)=Nif(t-dt)+(fa-Nrel)dt

ただし、fa :窒素供給量  [mg-N/L/day]

Nrel:窒素変換速度 [mg-N/L/day]

?有効窒素量:Na(t) [mg-N/L]

有効窒素量とは、菌が利用可能な窒素量である。

ある時点化の有効窒素量 Na(t)は、以下の式で示される。

Na(t)=Na(t-dt)+(Nrel+Nre-Nc-Nw)dt

ただし、Nrel:窒素変換速度        [mg-N/L/day]

Nre:菌の死滅による窒素還元速度 [mg-N/L/day]

Nc :窒素消費速度        [mg-N/L/day]

Nw :窒素流出速度        [mg-N/L/day]

 

 

 

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