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既に知見があったため、本試験では2種類の栄養塩(三菱化学(株)製の緩効性栄養塩及び速効性の栄養塩Inipol EAP22)を使用し、施肥効果(油の分解度)及び安全性(菌密度、窒素濃度)を確認・比較することとした(表5-2-2)。三菱化学(株)製の緩効性栄養塩はこれまでの海浜模擬試験で使用され、効果が確認されている栄養塩であり、Inipol EAP22はアラスカでのExxon Veldez号事故で適用された栄養塩である。

また、三菱化学の栄養塩濃度は、1ケ月程度でほぼゼロになることから、1回目(0日)の投入量を増加するとともに、1ケ月後に同量を追肥することとした。

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