日本財団 図書館


森林文化体験講座

主催:八国山の自然に親しみつつ守る会

目的

世界の問題となっている環境問題の解決の鍵は森林にあり、森林はこの問題の出発点であり、終着点である。その森林について総合的に学習し、環境問題との関連を学び、この問題の解決に寄与できれば、と大きな目標のもとに講座をつづけている。

内容

毎月1回講義(PM1:00〜4:00)

第19回 (森林とその恵み) 神座侃大

第24回 (日本の林業の現状と将来) 山本信次

第25回 (森林ときのこの話) 寺嶋嘉春

第26回 (地球温暖化と森林) 大森盃

第27回 (環境林造成の現場から) 伊藤道男

第32回 (森林植物の越冬と冬芽の開葉) 堀内孝雄

第35回 (野鳥の意外な行動) 佐藤祐二

分野 環境一般  自然・生物  地球環境  その他

研修形態 講演・講義  実地研修・フィールドワーク

対象者 一般・大学生  教員・指導者  NGO関係者  企業関係者

募集人数 制限なし

参加費 500円

実施時期 毎月1回

実施場所 松が丘中央会館ほか(埼玉県所沢市)

問合せ先

八国山の自然に親しみつつ守る会

〒359-1132 埼玉県所沢市松が丘1-11-9 大森様方

TEL(0429)22-0058 E-mail:NBA01746@niftyserve.or.jp

 

● 森林文化体験講座の目的とするところ

環境問題の中で地球の温暖化、砂漠化、酸性雨などの諸問題は、森林と深い関係を持っています。私たちの日常の生活も同様です。見回せば、住宅から始まって至る所に樹木に由来するものが使われ、正しく樹木の恩恵を被っているということができます。

今世界で問題となっている様々な環境問題の解決の鍵を握っているのは森林であり、森林は環境問題の出発点であるとともにその終着点であると断言できます。

この講座では、その森林について総合的に検討して理解を深め、あわせて環境問題についても理解を深め、ライフスタイルを含めた解決策も探っていければと考えています。

● 森林文化体験講座の3つの柱

此の講座には3つの柱があります。すなわち講義、実習、観察の3つのジャンルです。森林に関する、間口の広い、それでいて、かなり内容のある講義がほぼ毎月行われ、その間に森林における作業体験が加わっているのです。ここでは、森林を学問的に見るばかりではなく、林業や農業の立場から利用するに当たっての実際の作業を行う。イベントとしてではなく、生活者としての立場での体験です。当然かなり厳しいものがあります。

最後に、自然環境や森林環境に関する観察会があります。これは、いわば、上記の学習の成果をもとに、環境を考える機会と考えています。いわば、講座の集大成と考えることができます。

おそらく、学習の成果がこの観察会で参加者の脳裏に明滅し、自然環境への見方、接し方の変わった自分に驚くのではないかと思います。

 

図:森林文化体験講座(八国山の自然に親しみつつ守る会)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION