ノルウェーは、国際社会と接触を保つことにより、研究と訓練の分野において、外国から多くのことを学ぶことができる。また、ノルウェーもこの分野で永年にわたり多くの努力を重ねてぃるので、他の国にとっても価値がある経験を蓄積している。
ノルウェーは、1974年以降、北欧閣僚委員会、国連機構(UNESCOとUNEP)、欧州委員会、IUCN(国際自然保護連盟)、OECDを通じて環境論の分野での国際協力に参加している。ノルウェーの環境教育は国連の設定した目標と勧告に基づいており、ノルウェーの環境教育戦略は、国連機構に所属している機関との密接な協力、OECDの管轄下にある国際ネットワークENSIへの参加、および北欧学校協力機構を通じて開発されてきた。
o措置分野
本省は、これからの計画期間において、下記に参加することで、国際的な義務を履行する考えである。
- 北欧委員会の管轄下にある北欧環境教育協力機構への参加
- OECDとEUの環境訓練作業への参加
- 環境教育戦略を発展させて環境訓練の質と量を改善することを目指すUNESCOとIUCNの作業への参加
- その他の国際的な協力への参加
- 研究の分野においては、ノルウェーは、「環境と開発」に関するプログラムに所属するEUの第4枠プログラムに参加することを中心にする予定である。
o責任分担
国際的な作業に関する責任は、KUFとノルウェー研究委員会が負う。それらを統率する責任は外部の環境機関が負う。個々のプログラムの中での責任分担は教育制度の各レベルの間の責任分担と同じとする。
評価と情報のフィードバック
o部分目標
教育セクターでの「環境と開発」に関連する仕事の品質と範囲について最新の一覧表を作成する。
o現状説明とチャレンジ
「環境と開発」に関して更に上位のコンピテンスを開発し、新しいイニシアティブについて評価するために、KUFとしては、目下わが国で進行中の環境分野の活動の一覧を作成し、それぞれの措置の効果について知る必要に迫られている。