作業計画(local work plans)に必要な措置を包含させること、および環境訓練を教育訓練の自然で本質的な部分として実行することである。生徒たちは、この訓練により実質的な体験をするのである。
環境論を教える場合、学校としても多くの種類の作業方法を適用しなければならない。授業を受ける生徒たちの活動を促進し、環境保護に対する責任を自覚させねばならない。単にインフォメーションを与えるだけではなく、実際に体験させ、経験させねばならない。また、環境保護は利害関係の衝突であることも理解させねばならない。
環境プログラム
o部分目標
コミューン/学校が、その色々なレベルで行動を起こせるような「環境と開発」訓練を実施することを支援する環境プログラムを持つこと。
o現状説明とチャレンジ
環境問題は非常に複雑な内容を有し、明快単純な答を見つけることはできない。また、環境の分野では、いつも新しい問題が次々と生まれてくる。従って、伝統的な知識発展を再教育を通じてフォローアップするだけでは、とても追いつかない。それぞれの環境テーマについていつでも勉強できる会合の場/ネットワークを設定する必要がある。KUFは、そのような会合の場として色々な環境プログラムを設定した。ひとつまたは多くの中心的な環境プログラムに参加することを選ぶ学校は、自分でローカルな教育カリキュラムを作成しなければならない。
環境教育では、生徒たちが理論と実習を通じて自分たちが住む地方の環境について保護、管理、改善すべき点を勉強する。環境プログラムの目的は、専門分野の垣根を越えた協力と活動を現地の環境で展開させることにある。従って、環境プログラムには現地開発の余地が設定されていなければならない。また、環境プログラムは、学校がどのような環境保護活動をしているかを一般の人々に示し、他の学校とも意見交換や協力して、その環境訓練の品質を一層高めるのに役立つものでなければならない。
中央環境プログラムに参加することは、学校でのコンピテンス取得課程の一環とされねばならない。これまでの暫定的な報告によると、環境プログラムに参加している教員/学校は、専門的な研究環境と接触して、意見を交換することは、全国的な見地から自分の作業を客観的に見直すことができ、非常に有益であり、面白いことであるとしている。環境プログラムは、生徒や学生の権利や主張を社会プランニングに取り入れる場にもなる。
o 措置分野
中央環境プログラムが提供する会合の場とネットワークは周囲から継続的に評価されるので、学校