だり、減税や地役権(イーズメント)のように、地権者にとって有利になるような政策をとるなどして守っている。フロリダ州の上地保全システムではすでに25,000平方キロ(フロリダ州の約20%)が対象となっているので、新たに提案された面積と合計すると、将来フロリダ州の33%が土地保全の中に組み入れられることになる(Coxなど、1994)。
8種類のツル・サギなどを用いたギャップ解析の一例。確認されたコウノトリの繁殖地より半径30kmにある湿地(生息域)を抽出する(左上図)。他の種についても、生息域の抽出を行い、それらを重ね合わせる(右上図)。現在の保全地域外で3種以上の生息域が、重点的に守る必要がある生息域として提案されている(下図)。
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