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して変化することを確認する。

e)ベクトルの長さが一定時間のものではベクトルの長さを計測し、この長さの時間単位が仕様書どおりであることを確認する。

(12)操作中に不必要な情報の表示がある場合には、その表示が消去できることを確認すること。特に衝突予防情報は3秒以内に消去できることを確認すること。

(13)衝突予防情報と航海用レーダーの情報の輝度がそれぞれ独立に調整でき、かつ、衝突予防情報が完全に消去できることを確認すること。

(14)昼間において直射日光が当たらない状態で衝突予防情報の表示が明確に観察できるとこを確認すること。

※ 直射日光が当る場合には適当に遮へいを設けてもよいが、普通の明るさの昼間、2人以上の観測者によって明瞭に観察できることを確認する。

(15)3海里レンジは2分、6海里レンジは4分、12海里レンジで8分間以上追尾している物標については、操作により過去の位置が4点以上の等時間間隔で表示されることを確認すること。

a)航跡表示のスイッチを操作して、4点以上の等時間間隔の航跡が表示されることを確認する。

b)航跡を表示させた状態でレンジスケールを変化させ、そのときの4点以上の表示間隔が仕様書どおりに変化することを確認する。

c)航跡を表示させた状態でベクトルのモードを真と相対に切り替え、このとき4点以上の航跡の方向がそれに従って変化することを確認する。

(16)8分間以上追尾している物標については、距離レンジ又は表示方法を変更した後、1走査以内に完全なプロッティング情報が表示されることを確認すること。

a)ベクトルを表示させた状態でレンジスケールを変化させ、そのとき各ベクトルが消滅せず、かつ、各ベクトルの長さも距離レンジに応じて正しく変化することを確認する。

b)以上の状態がスイーブの1走査以内に完全に行われることを確認する。

(17)ガードリングが設定でき、かつ、その設定範囲が表示されることを確認すること。

a)固定ガードリングが設定できるものでは、スイッチ等を操作してカードリングが仕様書どおりの範囲に設定され、かつ、固定ガードリングを使用

 

 

 

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