ーブルの仕分け及び積込み作業のときには,下記事項に注意すること。
(a)ケーブルの積込み時は,ナイロンスリング等ケーブルが損傷しない材質のもので吊ること。
(b)ケーブルの積込み場所は,他の作業に支障をきたさない場所とすること。通路上には,絶対に放置しないこと。
(c)暴露部に置く場合は,ケーブルが雨ざらしにならないように,適当なカバーをしておくこと。
(d)船内での保管は,右図のようにすること。
4.5.3 ケーブル布設要領
(1)一般
(a)布設順序
ケーブル布設の順序は,船の大きさ,船の種類及び工作法により異なるが,一般的には,下記のような順序で行う。
(。)区画別
機関室(コントロールルーム下より)→居住区(上甲板より)→暴露甲板
(「)電路別
主電路→枝電路
(」)船種別
長尺もの,太いもの→短尺もの,細いもの。
(、)装置別
大形機器群(主配電盤,集合始動器盤等)→小型機器