日本財団 図書館


11.2.3 ケーブルサイズの決定法

ケーブルの導体サイズの選定に当っては、全負荷電流が基準周囲温度におけるケーブルの許容電流値(<表11.2.1>参照)以内であり、かつ、電圧降下が規定値以下となるようにする。

204-1.gif

電圧降下率は一般に次式から求められる。

(1)交流単相2線式回路

LD=(R20×K1×2L×I×δ)/V×100

(2)直流2線式回路

LD=(R20×K1×2L×I)/V×100

ここで

LD:電圧降下率[%]

L :ケーブル片道の長さ[m]

V :回路電圧[V]

R20:導体温度が20℃における導体の直流抵抗[Ω/m]

K1 :絶縁体の最高許容温度における導体抵抗温度係数

(<表11.2.3>参照)

δ :交流電圧降下係数(誘導電圧降下係数)

(弱電機器の場合には、電動機は使用されることは

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION