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(2)光ファイバケ-ブル

コンピュータの使用などにより船内の情報量が増大し、それに伴って使用ケーブル量も増加してきており、ケーブルの削減、通信速度の増大、ノイズの軽減などの理由でコンピュータの伝送路用などに光ファイバケ-ブルを使用することがある。

光ファイバ自体は、通常のケーブルのワイヤー形と比べ、ガラス製であるため細くて折れやすいので、布設工事の際には注意が必要で、機器への接続に特殊工法が必要となる。

現在のところ船用としての規格がないので、使用に当っては、船級協会などに照会すること。

光ファイバケーブルの構造の一例を<図11.2.3>に示す。

203-1.gif

(3)その他

GMDSS機器にはメーカー支給の特殊ケーブルが多いので、使用に当っての詳細はメーカーの指示に従うこと。

 

 

 

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