(ポートアイランド)
昭和41年に着工され、15年の歳月と5,300億円の巨費を投じて完成した広大な人工島で、総面積436ha、甲子園球場の120倍、コンテナバース9バース、ライナーバース15バース、トランパーバース3バース、化学品バース1バース等の港湾施設、及び公共ヘリポート、国際会議場、国際展示場、ホテル等のコンベンション施設、並びに真珠、アパレルを扱うファッションタウン、約2万人が住む住宅、市民病院、北公園、中公園、南公園、異人館等がある。
(ポートアイランド:第2期)
昭和62年に着工され、ポートアイランドの南側に建設中の人工島で総面積390ha(平成12年度完成予定)、平成6年には関西国際空港への旅客の海上アクセス基地K-CAT(神戸シティエアターミナル)が開業、平成8年には我が国初の水深-15mの大水深コンテナターミナル2バースと内航フィーダーバース1バースがオープン、平成9年には公共の大水深コンテナバース3バースがオープン予定、今後コンテナバース4バース、トランパーバース3バース等が整備予定、内陸部には国際交流施設の建設が予定されている。
(摩耶埠頭)
神戸港の国際コンテナ・ポートの始まりがこの摩耶埠頭で、昭和42年我が国初のコンテナ・ ターミナルとしてフルコンテナ船を迎えて以来、今日も中国等のコンテナ船でにぎわっている。平成9年春に埋立完了し岸壁延長240m、水深-12mの係留岸壁3バースが新たに整備される。
(六甲アイランド)
昭和47年に着工し、総面積580haの巨大人工島で平成4年に埋立完了、コンテナバース7バース、ライナーバース2バース、トランパーバース18バース、フェリーバース3バース、内航フィーダーバース2バースなどが配置されている。
これらの港湾施設の背後には冷蔵倉庫団地や輸出車両基地などの物流関連施設等が配置され、関西国際空港への海上アクセス基地K-ACT(神戸航空賃物ターミナル)も整備され、海陸空の総合物流拠点として機能している。
中央部では、国際化、高度情報化、高齢化に対応すべく、ファッションマート、美術館、国際学校等が立地し、南側中央部のウォーターフロント緑地の六甲マリーンパークが整備されている。